外壁塗装を単純に安くするとリスクがあります。
それは、手抜き工事やアフターフォローがない可能性があるので
一概に、やみくもに費用を抑えるのは、後で後悔することになります。
安心してサービスを利用し、トラブルがなければ最高ですので、その方法をお伝えします。
外壁塗装の金額相場は約30坪の建物で80~120万円くらいです。
しかし、相場といってもあくまでも概算・目安なので、建物の劣化状況が違うと相場よりも高くなる可能性があります。
そうなったとしても、「相見積もり」つまり複数の業者から同じ条件で見積もりを取ることで、その中から金額の低い業者を選ぶことができます。
外壁塗装で費用を安くするには、複数の業者から見積もりを取るのが一番。
まずは、なぜ高いのかを知っとく必要性があります。
金額の高さには必ず理由がある
金額が高いということには、それなりの理由があり、ただ単に高くしているワケではないことを、認識しますしょう。
必要な人数以上の職人を使っている
単価の設定が高い
無駄にグレードの高い塗料を使っている
必要のない工事が入っている
金額の高さには必ず何かしらの理由があり、特に悪徳業者の場合は、あなたの財産をひっぱりだそうと、あの手この手を使ってくるので気をつけなければなりません。
金額の安さには必ず理由がある
金額が安いということには、それなりの理由があり、ただ単に安くしているワケではないことを、認識しますしょう。
未経験アルバイトに塗らせる
必要な工程を行わない
塗料の乾燥時間を乾く前に重ね塗り
下請け、孫請けに塗装
金額の安さには必ず何かしらの理由があり、特に悪徳業者の場合は、ただ単に「値引き」で安くなっていたり、「好意」で安くしてくれているわけではないのです。
広告宣伝費をインターネットだけで集客しているから安い場合がある
TVCMやチラシを見ると安心するのは人間の本能ですが、
いまは、スマホのおかげでPCをもっていない方もインターネットで調べることも可能になり。
そこを加味して、インターネット広告だけで集客している業者も多くあります。
そこの業者は広告宣伝費が、TVCMにくらべ100倍近く抑えられているので、還元している優良業者もあります。
業者側に交渉は可能か?
見積もりは複数の業者から取るようにすることは、お伝えしています。
繰り返しになりますが、それだけで、相場が分かるようになってきますし、また業者によってどの部分の工事にどれくらい費用がかかるのか、比較検討することにより、自分が考えるイメージに一番近い仕事をしてくれそうな業者の見極めが効くようになってくるからです。
それは そこをしっかりとふまえた上で、見積書を良く見てみましょう。
足場工事代、高圧洗浄代、メインの塗装工事代などといった絶対に外せない行程以外に、必要のない項目(あなたが求めていない施工)が含まれてはいないでしょうか。
外壁塗装工事は高い買い物ですので、しっかり確認してください。
値引き交渉の余地は、たとえば「諸経費」という項目で表される部分などにあります。
この諸経費とは具体的にはどんなものなのでしょうか。
保険料、福利厚生費、事務用品費など
・一般管理費
広告宣伝費、事務所家賃、交際費など
諸経費が外壁塗装工事の施工費に占める額は、施工費用を100万円とした場合、約30000円~50000円。これは施工費用の約3~5%です。
この部分は、業者と交渉次第で値引きされます。
もともと施主には関係のない内容も「諸経費」とひとくくりにされているため、業者としてもこの部分の詳細については、説明しづらい。
でも逆にそうであるからこそ、
施主側としては「これは本当に必要なのか?」と質問をし、費用が少しでも抑えられないか、業者と交渉する余地があります。
適正価格の見分け方
前述したように、外壁塗装工事には「相場」があります。
その相場とかけ離れた見積もりがなされた場合は、どこかに問題があります。
相場=適正価格と言い換えることができると思われますが、不透明な業界なので何とも言えませんが
日本の平均的な一戸建て住宅の外壁塗装工事費で最も多い価格帯は100万円前後と言われます。
もちろん、同じぐらいの規模の住宅でも、築年数、傷み具合、塗料は何を選ぶか、などによって費用は変わります。
塗料に関しては、どれを使うかによって、最も価格の差が出てくるところです。
安くて長持ちする塗装を利用したいのは、誰もが思うところですからね。
逆に言えば、それ以外の項目についてはどの施工についてもそう差はない、つまりその部分については確かに「適正」な価格はあると言えるでしょう。
ですから、見積書を見て明らかに他の施工例と比較して価格が高すぎると感じる項目があれば、それは適正価格とは言えません。
きちんとした業者であればそもそも最初からそういう見積もりは出さないはず。
外壁塗装工事を考えるならば、前もって自分の家ならどれくらいの費用が適正なのかを調べておくことをおすすめします。