ラジカルが発売されるまでは、長く人気No.1の塗料でした。
セラミックを含有したシリコン塗料、汚れにくさと高性能を両立させ「超耐久」も実現!数多くの塗料の中でも普及品の塗料ですので、塗料の指定をしなければシリコン塗料で見積もりをされる業者がほとんどなほど、定番の塗料です。シリコンが含有され、効果対費用に優れた王道塗料
目次
シリコン塗料のメリット
コストパフォーマンスが高い塗料
費用耐効果が大変高く、単価の割には耐久年数が長いのが大きな特徴です。
シリコン塗料の耐久年数は、8~15年ほどです。
その割には、単価は安く済ませる事が出来ます。
その為、機能性塗料を選択しない場合は、シリコン塗料をオススメしてくる塗装屋さんが大半です。
アクリル塗料やウレタン塗料と比べて格段に耐久年数が長い
シリコン塗料の耐久年数は8~15年ほどであり、アクリル塗料やウレタン塗料と比べると約1.5倍も長持ちするすばらしさです。
単価は、アクリル塗料やウレタン塗料と比べるとお高いですが、耐久年数の長さを比較して考えると断然シリコン塗料の方がお得となります。
紫外線に強いので、紫外線の影響を受ける外部の場所に使用するのに非常に適している塗料です。
汚れにくい塗膜
塗膜が固く撥水性がありますので、物を綺麗に弾く性質があります。また、低電圧性で汚れが付きにくい性質がありますので、雨や泥、ホコリなどを弾く性質があり長期間綺麗な塗膜を保つ事が出来ます。
高耐熱性に優れている
約600℃に耐える事が出来る塗膜ですので、暑い地域の外部でも問題なく採用する事が出来ます。
塗膜の光沢保持率が高く綺麗なツヤが出る
シリコン塗料はツヤのある仕上がりとなり、光沢保持率が大変高い塗料です。
ウレタン塗料と同じ環境で実験した所、シリコン塗料の方は2割ほど高いという結果が出ました。
より長い期間光沢を発揮し、綺麗な塗膜を維持させる事が出来ます。
塗料の種類が大変多い
シリコン塗料は3種類の塗料があり、水性1液型、溶剤液1液型(油性)、溶剤系2液型(油性)があります。
主に採用される事が多いのが水性1液型であり、扱いにくいですけれど高い効果が期待できるのが溶剤系2液型です。
様々な視点から、お好みの1つを選ぶことが出来る塗料です。
シリコン塗料のデメリット
扱いにくい塗料
低粘度の塗料の為に顔料が沈殿しにくく、扱い方に注意して使用しなければいけません。
頻繁に撹拌して使わないといけなく、手間がかかる塗料です。
また、付着性に劣りますので、DIYには不向きの塗料です。
重ね塗りに不向きな塗料
表面が固い塗膜であり、はっ水性が高いので、付着力が悪く塗り替えの際に密着が悪くなってしまいます。
適したシーラーやフィラーをきちんと塗布する事で、この問題は解決する事が出来ます。
シリコン塗料の上にシリコン塗料を塗布する場合は、得手で信用できる業者に依頼するようにしましょう。
訪問業者のようなどこの業者かわからない業者には、シリコン塗料の重ね塗りは依頼してはいけません。
アクリル塗料やウレタン塗料より高価
アクリル塗料やウレタン塗料よりは高価な塗料ですので、DIYで購入しにくい塗料と言えます。
しかし、耐候性や耐用年数はシリコン塗料の方が断然上ですので、値段の対比にならない程の高い効果を発揮してくれます。
ひび割れしやすい塗膜
塗布後は、それなりの柔らかさも加味している塗膜となりますが、10年後程度に塗膜が固くなってしまい、追従性に劣った塗膜となってしまいます。
その為、ひび割れしやすい塗料となってしまいます。
建物に動きが生じなければヒビは入りませんが、地震等大きな力が加わった場合、ヒビが起こりやすくなってしまいます。
主なシリコン塗料
塗料メーカー | 塗料名 |
---|---|
エスケー化研(株) | クリーンマイルドシリコン |
エスケー化研(株) | 水性セラミシリコン |
塗料の種類について他の用語集
- アクリル塗料
- ウレタン塗料
- シリコン塗料
- ラジカル塗料
- フッソ塗料
- クリアー塗料(サイディング用)
- 遮熱塗料(屋根用、外壁用)
- デザイン外壁用の艶けし塗料
- 自然塗料
- 光触媒塗料
- リシン
- スタッコ
- ボンタイル(吹付けタイル)
- ジョリパット
- セラミック・石調
他の特殊塗料
外壁の模様付け塗料(新築時)
以上、シリコン塗料についての説明でした。